デイズルークス：後悔しないカスタマイズ術7選｜オプション選びのコツ

デイズ ルークスを購入後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないため、グレード別標準装備の特徴や保証範囲を押さえ、フロアマット・ナビ・ドライブレコーダー・LEDライト・シートカバー・ホイール・ルーフキャリアまで7つのカスタマイズ術を解説。

コストパフォーマンスや取り付け時の注意点を知ることで、快適性・安全性・実用性・デザイン性をバランスよくアップできます。

デイズルークス後悔しないカスタマイズの基本知識

グレード別標準装備の違いを把握する

デイズ ルークスはエントリーグレードの「S」、中間グレードの「X」、上級グレードの「ハイウェイスター」と、用途や予算に応じて3種類のグレードが用意されています。

標準装備の違いを事前に把握し、不要なオプションを避けることでコストを抑えつつ理想の装備を手に入れましょう。

装備項目	S	X	ハイウェイスター
衝突被害軽減ブレーキ	標準	標準＋夜間歩行者検知	標準＋交差点支援
マルチアラウンドモニター	オプション	メーカーオプション	標準
オートスライドドア	―	助手席のみ	両側標準
インテリジェントクルーズコントロール	―	メーカーオプション	標準

後付けオプションの費用対効果を検証する

ディーラーやカー用品店で後付けできるオプションは種類が豊富ですが、費用対効果を見極めることが重要です。

例えばドライブレコーダーは5万円前後、ナビは10～15万円、ホイールは20万円以上と投資額が大きくなるため、年間の使用頻度や残価設定を踏まえて優先順位を付けましょう。

また、社外品を検討する際は保証・サポート体制を確認し、故障時のリスクを最小限に抑えることが大切です。

価格だけでなく、デイズ ルークス専用設計モデルか汎用品かも加味してください。

カスタマイズのタイミングと保証範囲の注意点

カスタマイズを行うタイミングは「新車購入時」と「納車後」の大きく2つに分かれます。

それぞれメリット・デメリットがありますので、保証範囲の確認を怠らないようにしましょう。

新車購入時のオプション装着

ディーラーオプションとして装着すれば、工場出荷時の品質管理が受けられ、メーカー保証も継続されやすいのが利点です。

ただし、ディーラー価格は割高になりがちなので、見積もり段階で明確に比較してください。

納車後の追加カスタム

納車後にカー用品店で取り付けるメリットは、割安な価格や豊富なキャンペーンを利用できる点です。

一方で、自社施工以外の部品はメーカー保証から外れる場合があるため、保証書や取扱説明書に記載された注意事項を必ず確認しましょう。

カスタマイズ術1 フロアマット＆ラゲッジマットで汚れ防止

純正マットと社外マットの比較ポイント

比較項目	純正マット	社外マット
価格	約¥20,000～¥30,000	¥5,000～¥20,000
フィット感	車両専用設計で隙間なくピッタリ	汎用モデルは若干のズレが生じる場合あり
デザイン・カラー	設定数は限られるが純正ロゴ入り	豊富なカラーバリエーションと柄物あり
耐久性・保証	メーカー保証付きで経年劣化に強い	保証なしが多く、素材によっては割れや色あせ注意
入手性	ディーラーまたは正規販売店	カー用品店やネット通販で即日入手可

純正マットはルークスのフロア形状に合わせた完全専用設計で、乗降時の汚れや水濡れを最小限に抑えます。

ディーラー保証が適用されるため、長期使用においても安心です。

一方社外マットはコストパフォーマンスに優れ、豊富なデザインや素材から選べる点が魅力です。

価格を抑えつつ交換頻度を高めたい方や、個性的な車内演出を求める方におすすめです。

素材選びのコツ

ゴム製マット

ゴム製は耐水性と耐汚染性に優れ、泥汚れや飲みこぼしを簡単に拭き取れます。

冬季の融雪剤による腐食にも強く、丸洗いできる点が大きなメリットです。

ポリウレタン製マット

ポリウレタン製はゴムより軽量で、クッション性とフィット性が高いのが特長です。

表面の質感が良く、高級感を演出しつつ手入れも比較的容易です。

カーペット製マット

カーペット製は車内の静音効果を高め、見た目にも上質感があります。

柄やカラーが豊富ですが、泥汚れや水分には弱いため、取り外して洗えるタイプを選ぶとメンテナンスが楽になります。

カスタマイズ術2 ナビゲーションシステムの選び方

デイズ ルークスに最適なナビゲーションシステムを選ぶには、純正品と社外品・スマホ連携のメリット・デメリットを理解し、用途や予算に合わせた比較検討が不可欠です。

純正ナビのメリットとデメリット

純正ナビは車両設計時に専用レイアウトが検討され、センターコンソールとの一体感や操作性が高いのが特徴です。

比較項目	純正ナビ	社外ナビ／スマホ連携
保証対応	ディーラーによる無償修理対応が可能	保証外となる場合があり、自己負担が発生
地図更新	購入時オプションで数年分無料更新プランあり	サブスクリプションや手動ダウンロードが必要
操作性	車両スイッチに最適化されたタッチ＆ボタン操作	画面サイズやUIは多彩だが統一感に欠ける場合あり
費用	オプション価格は高額だがパッケージで割安感あり	エントリーモデルは安価、ハイエンドは高額

以上を踏まえ、メーカー保証の安心感を重視するなら純正ナビが有力候補です。

社外ナビやスマホ連携機能の活用法

社外ナビ選定のポイント

社外ナビはメーカーに縛られず多彩なモデルから選べます。

特に重要なのは画面サイズと解像度、GPSチップの性能、内蔵メモリ容量です。

操作が快適かどうか、Androidベースか専用OSかも比較しましょう。

スマホ連携機能の代表的な方式

スマホ連携では主にApple CarPlayとAndroid Autoが利用されます。

音声操作や地図アプリの常時最新版が使えるため、追加地図更新費用を抑えられる点が大きなメリットです。

機能	CarPlay	Android Auto
地図アプリ	Apple Maps／Google Maps	Google Maps／Wazeなど
音声認識	Siri連携	Googleアシスタント連携
接続方法	USB／Wi-Fi	USB／Bluetooth

導入時の注意点とコスト比較

社外ナビやスマホ連携導入には専用ハーネスやパネル変換キットが必要な場合があります。

取付費用を含めたトータルコストを検討し、ディーラーでの保証適用外リスクを理解しておきましょう。

機能別の概算費用例：

項目	費用目安
社外ナビ本体	5万～15万円
スマホ接続キット	1万～3万円
取付工賃	1万～2万円
地図更新料	無料（スマホ）／数千円～（ナビ単体）

これらを踏まえ、コストパフォーマンスと最新地図の利便性を重視するならスマホ連携、専用機能やオフライン利用を重視するなら社外ナビ単体がおすすめです。

カスタマイズ術3 ドラレコ＆安全装備で安心ドライブ

デイズ ルークスで快適かつ安全にドライブを楽しむためには、万が一のトラブルに備えたドライブレコーダー（ドラレコ）と、安全装備オプションの導入が欠かせません。

ここでは前後録画対応ドラレコの選び方と、純正オプションを含む安全装備との連携メリットを詳しく解説します。

前後録画対応ドラレコのおすすめモデル

録画範囲を前後に広げることで、追突やあおり運転など多彩な危険シーンをカバーできます。

特に夜間やトンネル内での映像品質が高いモデルを選ぶと安心です。

モデル名	フロント録画	リア録画	特徴	価格帯
コムテック ZDR-025	2K（2304×1296）	Full HD（1080p）	駐車監視機能／HDR搭載	約25,000円
ユピテル DRY-ST1500c	Full HD（1080p）	Full HD（1080p）	スーパーキャパシタ／Wi-Fi連携	約20,000円
セルスター CSD-790FHG	Full HD（1080p）	Full HD（1080p）	安全運転支援／GPS＆HDR	約22,000円

上記のモデルはいずれも高解像度録画と駐車監視機能を搭載し、事故発生時だけでなく駐車中の当て逃げ対策も可能です。

取り付けはルームミラー付近に固定し、配線は内張りに沿わせて純正仕様を崩さないようにしましょう。

安全装備オプションとの連携メリット

デイズ ルークスの純正安全装備オプションには、

• 衝突被害軽減ブレーキ（FCM）
• 車線逸脱警報（LDW）
• 先行車発進お知らせ機能

などがあり、これらとドラレコを連携させることでさらに安心度が高まります。

たとえば、衝突警報が作動した瞬間の車速や前後間隔をドラレコ映像と照合すれば、状況解析がスムーズになります。

また車線逸脱警報のセンサー情報を活用し、ドライバーの注意喚起タイミングを映像と合わせて記録可能です。

さらに、一部保険会社ではドラレコや運転支援装備の装着によって保険料が割引になるプランも提供されています。

導入コストを相殺する観点でも、早めのオプション追加を検討しましょう。

カスタマイズ術4 LEDヘッドライト＆フォグで視界良好

暗い夜道や雨天・霧の中でも安心して走行するには、ヘッドライト＆フォグランプの明るさと視認性が欠かせません。

ここでは省エネ性能と配光パターンに優れたLEDライトの選び方と、取付時の法規制や注意点を解説します。

省エネLEDの選び方

LEDライトを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう。

比較項目	ハロゲンランプ	LEDランプ
消費電力	55W～60W	20W～30W
平均寿命	約1,000時間	約20,000時間
光束（ルーメン）	800lm前後	2,000lm以上
色温度	3,200K（イエロー）	5,500K～6,500K（ホワイト）

さらに選択時には配光パターンと防水性能（IP67以上を推奨）を確認し、純正バルブ形状（H4／H7／H11など）に対応するモデルを選びます。

代表的なメーカーにはPIAA、IPF、STANLEYなどがあり、日本の保安基準に準拠した「車検対応」製品を選ぶと安心です。

取付時の注意点と法規制

LEDライトは交換自体は簡単でも、取付後の調整と法令順守が重要です。

まずは光軸調整を確実に行い、ハイビーム／ロービームの切替が正しく機能するか確認します。

日本の道路運送車両の保安基準では、指定された配光領域外への光漏れを禁止しており、光度（cd）やビームの上下角も規定されています。

必ず「保安基準適合」の証明書が付属する製品を選び、取付後は専門店で光軸検査を受けましょう。

また、車両側の車載CANシステムやバラスト回路を誤って短絡させないよう、専用ハーネスを使用し、ヒューズやリレーも適切に配線します。

水滴やホコリの侵入を防ぐため、シール部分の変形・破損がないかチェックすることも忘れずに行いましょう。

最後に、取付後数日間は異常発熱や異音、警告灯の点灯がないかを点検し、問題があればすぐに調整または専門業者に相談してください。

カスタマイズ術5 シートカバー＆インテリアパーツで快適性アップ

日常のドライブをより快適に、そしておしゃれに演出するためのシートカバーとインテリアパーツについて解説します。

素材選びやカラーコーディネートのコツ、DIYでの取り付けポイントまで網羅。

素材別メリットとカラーコーディネート

シートカバーは素材によって機能性や質感が大きく異なります。

気候や使い勝手を考慮しながら、車室内の色味と調和する配色を選びましょう。

レザーシートカバーの特徴

本革や合成皮革を使用したレザーシートは、高級感と耐久性を両立。

汚れや水気にも強く、手入れが簡単です。一方で夏場の蒸れや冬場のひんやり感には要注意。

ファブリックシートカバーの特徴

布地タイプは通気性が良く、長時間のドライブでも快適。

柔らかな肌触りと豊富なデザインが魅力ですが、汚れが染み込みやすい点はカバーや防水スプレーで対策しましょう。

カラーコーディネートのポイント

車内全体を統一感ある雰囲気に仕上げるには、ベースカラー＋アクセントカラーの組み合わせが有効です。

例えば、ダークグレーの内装にはベージュやオフホワイトのシートカバーを組み合わせると明るさが増します。

素材	メリット	デメリット	おすすめ配色
本革／合成皮革	耐久性、手入れの簡単さ	蒸れやすい、冬は冷たい	ブラック×レッドステッチ
ファブリック	通気性、デザイン性	汚れの染み込み	グレー×イエローアクセント

おすすめインテリアパーツ

• ステアリングカバー：滑りにくく手が疲れにくいシリコン素材。
• ダッシュボードマット：日差しを和らげて紫外線対策。
• コンソールトレイ：小物が散らからない仕切り付き。

DIY取り付けのポイント

シートカバーやインテリアパーツは、工具と手順を押さえれば自宅でも簡単に取り付け可能です。

準備する工具と材料

• プラスドライバー・マイナスドライバー
• クリップリムーバー（内装クリップ外し）
• アルコール除菌シート（貼り付け面清掃用）
• 取り付け説明書（メーカー付属）

取り付け手順

1. シートやダッシュボード周辺の汚れを落とす。
2. 付属クリップや面ファスナーを装着位置に仮止め。
3. シートカバーはシートバックから包み込むように被せる。
4. 余った生地やクリップを内側から固定してフィット感を調整。
5. インテリアパーツは両面テープや付属金具で確実に固定。

注意点

エアバッグ連動部やシートリクライニング機構を遮らないよう、取り付け位置と固定方法を必ず確認してください。

また、運転中にずれが発生すると危険なので、装着後は必ず動作テストを実施しましょう。

カスタマイズ術6 ホイール＆タイヤカスタムで足元をドレスアップ

インチアップのメリットとデメリット

ノーマルサイズからホイール径を大きくする「インチアップ」は、見た目のドレスアップだけでなく、走行性能にも影響を与えます。

選択する際はバランスを考慮しましょう。

インチアップのメリット

インチアップには以下のようなメリットがあります。

項目	効果
操縦安定性向上	タイヤのサイドウォールが薄くなることで、コーナリング時のヨレが減少
見た目の迫力アップ	大径ホイールが車体と調和し、スポーティな印象に
制動距離の短縮	接地面積の増加で制動力が向上

インチアップのデメリット

一方で、以下のデメリットも無視できません。

項目	影響
乗り心地の悪化	タイヤサイドが薄くなることで衝撃吸収性が低下
燃費の低下	重量増と転がり抵抗の増加により燃費が悪化
ホイール・タイヤ価格の上昇	大径ホイールや低扁平タイヤは高価

適正サイズの見極め方

純正サイズから一段階（1インチ）アップを基本とし、車検規定やフェンダークリアランスを必ず確認してください。

また、タイヤ扁平率を落としすぎると乗り心地が大幅に悪化するため、純正扁平率プラス10％以上を目安に選ぶと安心です。

スタッドレスタイヤやオールシーズンタイヤ選び

シーズンや使用環境に合わせてタイヤを使い分けることで、安全性と経済性を両立できます。

スタッドレスタイヤの特徴

氷上・雪上性能に特化したゴムコンパウンドと特殊パターンで、冬季の路面をしっかりグリップ。

おすすめモデルには以下があります。

メーカー	モデル名	特徴
ブリヂストン	ブリザック VRX3	氷上ブレーキ性能No.1※、ウェット性能も高いバランス型
ダンロップ	ウインターマックス02	安定したハンドリングとロングライフ性能
ヨコハマ	アイスガード6	凍結路でのグリップ力に定評

オールシーズンタイヤの特徴

夏用と冬用の中間特性を持つタイヤで、年中交換不要なのが魅力です。

乾燥路から軽い雪道まで対応可能ですが、専用タイヤには及ばない点に注意が必要です。

メーカー	モデル名	対応シーズン
ミシュラン	CrossClimate 2	春〜冬（軽度の雪道OK）
ブリヂストン	ALENZA 001 A/S	通年（ウェットもドライも高性能）
コンチネンタル	AllSeasonContact	幅広い路面温度に対応

選び方のポイント

使用地域の降雪量、年間走行距離、保管場所（タイヤラックか屋外か）を考慮し、コストパフォーマンスと安全性能のバランスで選びましょう。

カスタマイズ術7 ルーフキャリア＆収納アイテムで実用性強化

キャリア取り付け時の耐荷重確認

ルーフキャリアを装着する前に、車両取扱説明書やメーカーサイトで指定されている最大ルーフ積載量を必ず確認しましょう。

日産「デイズ ルークス」の場合、ルーフ部の耐荷重はモデルやグレードによって異なりますが、目安として50～70kg以内に抑えることが推奨されています。

キャリア本体の選定では、TUFREQ（タフレック）やINNO（イノー）など、アルミ製とスチール製のラインアップがある国内メーカー製品がおすすめです。

アルミ製は軽量で耐食性が高く、燃費への影響を抑えられる一方、スチール製は剛性に優れています。

取り付け時には、メーカー指定のトルク値でしっかりとボルトを締め付け、シーリング剤で防錆処理を行うと安心です。

カーゴボックスや自転車ラックの活用例

カーゴボックスの選び方

ルーフキャリアに取り付けるカーゴボックスは、防水性能や容量、開閉方式で選択します。

容量300～500Lのモデルがデイリーユースからファミリーキャンプまで幅広く対応します。

ブランド	容量	材質	特徴
TUFREQ	350L	ABS樹脂	片開き／鍵付きで防水性に優れる
THULE	420L	ポリプロピレン	両開き／軽量設計で積み降ろしが楽
INNO	500L	強化ポリマー	エアロフォルムで静粛性アップ

取り付け時は前方をわずかに高くセットすると走行風でボックス内の水切れがよくなり、静粛性も向上します。

また、内側にフェルト地のマットを敷くと荷物へのキズ防止になります。

自転車ラックの取り付けポイント

自転車ラックはフロントフォーク固定式とホイールクランプ式の2タイプが一般的です。

フロントフォーク固定式は確実に固定でき、THULE「ProRide」やINNO「INA168」などが人気です。

ホイールクランプ式はフォークを外さずに搭載できるため手軽ですが、走行中の揺れ対策に厚手のストラップを併用しましょう。

取り付け時は、キャリアのクロスバー間隔をラック仕様に合わせ、水平を保つことが重要です。

取り付け後に軽く振動テストを行い、サイクルフレームが動かないか確認してください。

付属のアンチロックシステムや市販のワイヤーロックを追加すると盗難防止効果が高まります。

まとめ

本記事では、グレード別標準装備の把握やオプション費用対効果を踏まえ、フロア＆ラゲッジマットで汚れ防止、ナビやドラレコで安全・利便性向上、LEDヘッドライトで視界確保、シートカバーで快適性アップ、ホイールでドレスアップ、ルーフキャリアで積載力強化の7つのカスタマイズ術をご紹介しました。

事前検討により無駄な出費を抑え、後悔しないデイズ ルークスが実現できます。