「最初はあんなにうまくいってたのに、なんでこんなにズレるんだろう?」
ENTP彼氏とENFP彼女のカップルは、感覚が近いからこそ、タイミングやテンポのズレがすれ違いに繋がりやすい傾向があります。
しかもそのズレは、1ヶ月目・2ヶ月目・3ヶ月目とフェーズごとに変化していくことも。
この記事では、そんな月別ズレの“あるある”を具体例つきで紹介しながら、軽い合意文や振り返り習慣など、対処しやすい工夫もお伝えします。
「うちも今このタイミングかも」と感じた方は、ぜひヒントにしてみてください。
- ENTP彼氏×ENFP彼女が月ごとにズレやすいポイント
- 返信・会う頻度・SNSで起きる誤解の具体例
- 摩擦を減らすための軽い合意文・テンプレ例
- 月別に整える“関係の振り返り”の方法
ENTP彼氏×ENFP彼女は月ごとに“ズレやすいポイント”が違う!
ENTP彼氏とENFP彼女は、どちらも感覚的でその場を楽しむタイプです。
初対面や付き合い始めは、お互いのノリや勢いがシンクロしやすく、「めっちゃ相性いいかも!」と思いやすい傾向があります。
でもそのぶん、少しずつ“ズレ”が出始めたときに「え、なんでこうなるの?」と戸惑うことも増えてくるんですよね。
特にこのペアは、月を追うごとに見えるズレの種類が変わりやすいという特徴があります。
僕たちの場合も、1ヶ月目は返信ペース、2ヶ月目は会う頻度、3ヶ月目はSNSの扱いで何度もつまずきました。
でも逆に言えば、「月ごとに起きやすいズレを予測できれば、対処もしやすくなる」んですよ。

僕のケースでは、1ヶ月目のズレで落ち込みすぎて「もう無理かも」と思ったこともありました。
この記事では、そんなENTP彼氏とENFP彼女の“月別ズレあるある”を整理して、対処しやすい軽量ルールのヒントを紹介していきます。
まずは、1ヶ月目〜3ヶ月目の“典型的なズレ”をそれぞれ見ていきましょう。
1ヶ月目:返信テンポのギャップで違和感が出やすい
付き合い始めの最初の1ヶ月は、「気持ちをどう届けるか」にお互いが敏感になります。
特にLINEやDMなど、テキストでのやりとりが誤解の火種になりやすい時期です。
ENTP彼氏は“即読→後回し”がデフォルトで、ENFP彼女は“早く返したい”という気持ちを無理に抑えてしまいがち。
これが「冷たい」「一方通行かも」という誤解を招きやすいんですよね。
2ヶ月目:会う頻度・誘い方の温度差が表面化する
少し関係が落ち着いてくる2ヶ月目には、リアルでの過ごし方にズレが出やすくなります。
ENTP彼氏が「今日空いたから会おうよ!」という即興型なのに対し、ENFP彼女は「気持ちはうれしいけど、準備が追いつかない…」となることも。
このタイミングで「期待に応えられない自分」に彼女が自己嫌悪を感じたり、「会いたいのに断られた」と彼氏が誤解したりするんです。
3ヶ月目:SNSや“見せ方”の価値観でずれが生まれる
3ヶ月目は、お互いの“対外的な見せ方”が気になってくる時期です。
ENTP彼氏が「楽しかったからすぐ投稿!」と勢いでSNSにアップすると、ENFP彼女は「え、それまだ私見てないし…」と戸惑ってしまう。
タグ付け・写り込み・位置情報など、小さな違和感が積み重なる時期でもあります。
- 1ヶ月目:内向きのやりとり(返信)が不安の元になる
- 2ヶ月目:リアルの動き(誘い方・頻度)で温度差が出る
- 3ヶ月目:外向きの共有(SNS)で摩擦が起こる
このように、ENTP彼氏とENFP彼女の相性は“その時のフェーズ”に応じて運用を変えることで、かなり安定しやすくなります。
1ヶ月目のあるある!返信テンポで誤解が起きやすい理由
付き合って最初の1ヶ月は、お互いの“温度感”を確認しながら関係を築いていく大事な時期です。
このフェーズで多いのが、LINEなどの返信テンポをめぐる“感覚のズレ”によるすれ違いです。
ENTP彼氏は返信に「温度」よりも「効率」や「間の取り方」を優先しやすく、ENFP彼女はその空白に“不安”を感じやすい傾向があります。
この温度差が重なると、「大切にされていないのでは?」という誤解につながることがあるんです。

僕も1ヶ月目に「このLINE返ってこないってことは、ちょっと飽きられた…?」と彼女に言われて焦ったことがありました。
ここでは、ENTP彼氏の行動がどう誤解されやすいか、ENFP彼女がどんな心理で悩むかを具体的に見ていきましょう。
ENTP彼氏の“即読スルー”が不安を呼ぶシーン
ENTP彼氏の多くは、「すぐ読んで内容を把握」するのは得意です。
ただ、その場で返信するよりも、“頭の片隅に置いておいてタイミングを見て返す”というスタンスを自然にとってしまうことがあります。
この「即読→一旦保留→数時間後に返信」パターンは、本人としては失礼のつもりがなくても、ENFP彼女にとっては“放置された”ように感じられることも。
特に「昨日のデート楽しかったね」などの気持ちの共有系のメッセージほど、即レスを期待されがちなので注意が必要です。
- 帰宅後の「今日はありがとう」のメッセージに返信が半日後
- 相談系のメッセージを既読にしたまま次の日まで保留
- 彼女が見ているタイミングでオンライン表示が出ているのに反応がない
このような場面では、ENTP彼氏が“悪気なく後回し”にしたことが、意外と大きな不安の引き金になることがあります。
ENFP彼女の“返さなきゃ義務感”が疲れに変わる瞬間
一方で、ENFP彼女は「LINEは気持ちを交換するもの」という前提を持っていることが多く、“返したい”ではなく“返さなきゃ”に切り替わると心が疲れやすくなります。
特に、彼氏側がポンポンとテンポよく話題を投げてくる場合、「楽しいけど追いつけない…」とプレッシャーを感じやすいんです。
こうなると、彼女側が無理して返信を続けたり、「ちょっと距離を置きたい」と思ってしまうことも。
無意識のキャッチボール疲れを防ぐためにも、「今は返さなくて大丈夫」という安心感があるだけで、やりとりが軽やかになります。

僕らのルールでは、相手が既読でも「返す余裕ないかもな」ってお互い思えるようになってから、返信の温度差で揉めなくなりました。
返信ルールC72+「返信できない時の一言」で安定化
このフェーズで僕たちが導入して効果があったのが、「C72ルール」と呼んでいる返信のゆるい約束ごとです。
C72とは、「Care within 72 hours」の略で、“72時間以内に気持ちの確認があればOK”というルール。
これを導入すると、お互いが即レスに縛られすぎず、気持ちの波に合わせてやりとりができるようになります。
加えて、「すぐ返せないときは、この一言だけ送る」というテンプレも用意しておくと、より安定します。
- 「今読んだよ!落ち着いたら返すね〜」
- 「ちょっとバタバタしてるけど、あとでじっくり返すつもり!」
- 「ひとまず読んだ!気持ち受け取ってるよ〜」
これを使うだけで、「無視された」「興味ないのかな」という不安がグッと減ります。
C72+一言テンプレは、付き合い始めの1ヶ月の不安定さを和らげてくれるシンプルな工夫です。
2ヶ月目のあるある!会う頻度と誘い方の違いでこじれる瞬間
付き合って2ヶ月目に入ると、「どれくらいの頻度で会うのが心地いいか」「どんな誘い方がうれしいか」といった“リアルの過ごし方”に関するズレが目立ち始めます。
この時期は、ちょうど初回デートの余韻が薄れ、日常的な関係性に移行するタイミングでもあります。
ENTP彼氏の“今から会える?”といった即興の誘いに対し、ENFP彼女は“気持ちの準備”が整わないまま返事に迷う、という場面が増えてくるんです。
ここでは、そんな2ヶ月目の“会い方ズレ”をどう乗り越えるか、具体的に見ていきましょう。
ENTP彼氏の“突然の誘い”vs ENFP彼女の“準備が欲しい”
ENTP彼氏にとっては、「今日の仕事早く終わったから会えそう」というように、チャンスを見つけたらすぐ誘うのが自然な流れです。
でもENFP彼女にとっては、気持ちの準備・服装・体調・メンタルの整えなど、“会うまでのプロセス”がとても大事。
そのため、「急に言われても無理…」という気持ちが先に立ちやすくなります。
ここで返事が遅かったり、やんわり断られると、ENTP彼氏は「なんで?会いたくないの?」と受け取ってしまうことも。

僕のケースでは、いきなり「今夜空いてる?」ってLINEしたら、「無理に決まってるでしょ…」と微妙な空気になったことがあります。
このズレは、どちらかが悪いのではなく、準備にかかる“心の設計”が違うからこそ起こるものなんです。
「週◯回」より「この曜日は空けとく」で柔軟に調整
会う頻度のズレを解消するために、「週に何回会うか」という数の約束をしようとする人も多いのですが、これだと窮屈に感じることもあります。
そこで僕らが試して効果があったのが、“曜日ブロック”でのゆるい予約枠です。
具体的には、「水曜の夜は会えそうな日としてお互い空けておく」「金曜はリフレッシュデーだから会うなら夜に軽めに」など、“目安”だけ共有しておくという方法です。
- 「火曜は会議が多いから疲れてるかも。水曜なら元気!」
- 「金曜は余裕あるから、早めに言ってくれたらOKだよ」
- 「日曜はお互い自由日ってことにしておこう」
このやり方だと、柔軟性を保ちつつ、「この日なら会えるかも」という前提を共有できるので、誘い方もスムーズになります。
四段テンプレで予定変更も安心感をプラス
予定変更が起きたときも、ENTP彼氏が“その場でポンッと伝える”だけだと、ENFP彼女の側は「え、急に言われても…」と不安を抱えやすくなります。
そんなときに役立つのが、謝意→理由→代替案→一言の「四段テンプレ」です。
ただ予定を変えるだけでなく、「気にかけてるよ」という姿勢を伝えることで、ENFP彼女の安心感が格段に変わってきます。
①謝意:「ごめん、今日ちょっと難しくなっちゃった」
②理由:「急なMTGが入ってしまって…」
③代替案:「明日の夜は空いてるけどどうかな?」
④一言:「楽しみにしてたから、埋め合わせさせてほしい!」
このテンプレを使えば、「会えないことそのもの」ではなく、「どう伝えてくれたか」が信頼の土台になるんですよね。

僕らの場合、この言い回しをテンプレ化してからは、変更があっても険悪にならなくなりました。
2ヶ月目は、誘い方や頻度の“設計の仕方”で関係性が大きく変わるタイミング。
次は、3ヶ月目に起きやすい“SNSの扱い”について深掘りしていきます。
3ヶ月目のあるある!SNSの“見せ方”とタグ文化の違い
付き合って3ヶ月目に入ると、お互いの関係性が周囲にも少しずつ見えてくるフェーズに移行します。
この時期から浮上しやすいのが、“SNSの使い方”や“見せ方”の価値観の違いです。
ENTP彼氏は「せっかくだから投稿したい!」とオープンに共有したくなる一方で、ENFP彼女は「その前に一言ほしい」「写り方が気になる」と繊細に反応しがちです。
このズレは「気遣い不足」や「大切にされてない」と受け取られやすいため、事前に“軽い合図”を決めておくのが効果的です。
ENTP彼氏はオープン派→ENFP彼女は未確認で不安になりやすい
ENTP彼氏は、場の空気やノリで動くタイプなので、デート中の楽しい瞬間をパッと写真に撮って、その場の勢いでSNSにアップしやすい傾向があります。
特にストーリーズのように気軽な投稿があると、ついリアルタイムで公開してしまうことも。
でもENFP彼女にとっては、“投稿する前に見せてほしい”という気持ちが根っこにあるんです。
なぜなら、写り方・服装・気分・表情・その日のムードまで含めて「載せていいかどうか」を判断したいから。

僕も昔、「海辺の写真が綺麗だったから載せたよ」と伝えたら、「その顔、私すごく嫌だったんだけど…」と凹ませてしまったことがあります。
このすれ違いが積み重なると、気軽なはずのSNSが“信用問題”に発展してしまうんですよね。
「投稿OK/タグOK/位置情報OFF」の三点合図で摩擦を回避
この問題を解決するために、僕らが導入したのが「三点合図」です。
これは、写真を撮ったあとに、以下の3点だけを軽く確認する仕組みです。
- 投稿OK?:写真そのものをアップしていいか
- タグOK?:タグ付けしてもいいか
- 位置情報OFF?:場所情報は削除してるか
この3つをサラッと確認するだけで、ENFP彼女の「え、それ聞いてない」が激減します。
逆にいえば、この確認があることで「考えてくれてる」と伝わりやすくなるんですよ。
非掲載でも「後で見せてね」で満足度が変わる
投稿しない場合でも、ENFP彼女の“気持ちの共有”を大事にしたいときは、「あとで見せてね」という一言が効果的です。
たとえば、ENTP彼氏が写真を撮ってもアップしないままだと、ENFP彼女の中では「写り悪かったのかな?」「楽しくなかったのかな?」とモヤモヤすることがあります。
でも、「あとで2人で見よう」や「この写真好きだから保管しておく」と伝えるだけで、投稿せずとも満足感が得られるんです。

僕らは最近「あとでアルバム化して共有するね」って伝えるようにしていて、逆に“非公開=大切”って感じが生まれました。
SNSの扱いって、機能よりも「どう扱うか」によって信頼感が変わってきます。
3ヶ月目はこの“見せ方のスタンス”を整えるだけで、トラブルの芽をかなり減らせます。
月別に“今のズレ”を見える化!ENTP彼氏×ENFP彼女の相性変化カレンダー
ここまで見てきたように、ENTP彼氏とENFP彼女の関係では、月ごとに“ズレやすいポイント”が変わっていきます。
「今、何に気をつけるべきか」を可視化できれば、すれ違いを“予防”することができるんです。
僕たちも、1〜3ヶ月目をなんとか乗り越えた後、「この時期にこの話題は気をつけよう」って、ゆるいカレンダー形式で整理してみたらかなりラクになりました。
チェックシートで月ごとのズレ前兆を可視化する
まずおすすめしたいのが、月別の“ズレ予兆チェックシート”の作成です。
1ヶ月ごとにありがちな摩擦パターンを簡単なチェック形式でまとめておくと、「今ちょっとズレてるかも?」に早めに気づけます。
たとえば、「返信のタイミングがズレてる」「誘い方がすれ違ってる」「SNSで違和感を感じた」など、具体的な出来事でチェックします。
月数 | よくあるズレ | チェックポイント |
---|---|---|
1ヶ月目 | 返信テンポ | 即読スルー/即レス期待 |
2ヶ月目 | 会う頻度 | 突然の誘い/準備が間に合わない |
3ヶ月目 | SNS共有 | タグ付けの確認/位置情報の扱い |
チェックすることで、“なんとなくモヤモヤしてる”が“今こういう時期だから”に変換され、感情の整理がしやすくなります。

うちは、月末にこのシートを軽く見返す習慣にしたら、無駄なケンカが減りました。
月1の振り返りタイムで関係が安定する
ズレを感じたら、できるだけ早く「共有」することが大切です。
そのために取り入れやすいのが、月に1回の“振り返りタイム”です。
毎月決まった日に、「今月どうだった?」をゆるく話し合うだけで、次の1ヶ月がかなり安定します。
テーマはざっくりでOK。「返信の感じどうだった?」「会うペースきつくなかった?」「SNSのこと、なんか気になった?」といったライトな投げかけからスタートします。
- ①良かったことを1つずつ挙げる
- ②ちょっと違和感あったことをシェアする
- ③来月試してみたい運用を1つ決める
この3ステップを話すだけでも、「伝えてよかった」「次もやってみよう」と前向きな空気になりやすいです。

僕らの場合、月初のゆるいごはん会を“レビュー日”にしていて、ちょっとした記念日みたいになってます。
振り返りの習慣があるだけで、「ズレ=終わり」ではなく「ズレ=調整のタイミング」と自然に考えられるようになります。
まとめ:ENTP彼氏×ENFP彼女は“ズレやすい時期”を設計で乗り越えられる!
ここまで見てきたように、ENTP彼氏とENFP彼女は感覚的に盛り上がる反面、テンションや思考のテンポが月ごとにズレやすい組み合わせです。
でもそのズレは、「相性が悪いから」ではなく、「タイミングの運用が違うから」起きていることが多いんです。
実際、僕らも「これは相性の問題じゃなくて、扱い方の問題だな」と気づいてから、一つひとつの摩擦が“整えポイント”に変わっていきました。
ズレ=悪化ではなく“運用タイミング”の違い
ENTP彼氏がズレを感じたとき、「これって性格が合わないのかも」と思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、ENFP彼女との関係で多いのは、“ノリ”のタイミングや“安心ポイント”のすれ違いです。
だからこそ、「今は返信に気をつける時期」「今月は会う頻度に配慮する」といった、月ごとの観察と工夫がすごく効いてきます。

僕は「タイミングの運用」って言葉を覚えてから、関係に“焦らず微調整”できるようになりました。
軽い合意文と再確認タイムで“続けられる相性”に変わる
長続きするために必要なのは、“重い約束”ではなく、“軽い合意文”と“再確認タイム”のセットです。
たとえば、「返信できない時はこの一言」「予定変更はこの順で伝える」など、小さな“共通ルール”があるだけで、ズレの衝突が減ります。
さらに、月1回の振り返りタイムを入れることで、ズレが“成長材料”に変わっていきます。
- ・1〜3ヶ月目の“ズレパターン”を事前に知っておく
- ・ズレごとに合意文・一言テンプレを設計する
- ・月1で“再確認タイム”を設定して更新していく
このように、「合わないからダメ」ではなく、「ズレる時期がある前提で整える」という視点を持つことで、関係の持続力は格段に上がります。

僕たちは今も、時期によってテーマが変わることを前提にして関係を回しています。
「最初は合ってたのに、最近なんか違うかも…」と思ったら、それは終わりのサインじゃなくて、設計し直すチャンスかもしれません。
あなたの今のフェーズに合った“軽いひと工夫”、ぜひ取り入れてみてください。